三ヶ月

黙祷。

早いものでなのかまだなのか遠い出来事の様なついこの間の出来事でしょうか。
復興にへと粛々と進んでいる様でいて原発の問題は少なくとも不安なく収束に向かっているとは言い難いですし政治の混迷も酷いものです。
日本という国だからこの程度の混乱で収まっているとも言えますしその逆もまた真である部分も少なくないのかなとも思えます。
ただこんな風に能書きを垂れているだけでは何も解決はしないし前に進む事はないのは確かでしょう。

結局のところ月並みであっても自らの日常の責任を精一杯果たす事でしか前に進む事は出来ないのでしょうね。
その延長線上に寄付だとかボランティアといった事があるのだと思います。
歩みの先に待ち受けるものが必ずしも思うようなものではなかったとしても進まなければそれを確かめる術はありません。
そこが意にそぐわない場所であるならその時は軌道修正して正しい方向に向かうだけです。
そうする事で茨の道であってもより良い未来に辿り着く事は疑いようが無いでしょう。

今感じているのは人が大事なのか土地が大事なのか物が大事なのか組織が大事なのかそれが問われている様にも思えます。
そんな当たり前の問いの結果右往左往している印象が強い三ヶ月でもありました。
その答えさえ間違う事がなければ覆水は盆に還らずともそれ以上の物を改めて載せる事が出来ると信じています。



KAkashi