予告はなかったが予感はあった。それは唐突に訪れる。音が消え色を失い何も見えなくなる。それと同時に新たに感じる。かつての懐かしい仲間達。新たな仲間達。その中心には彼女が居る。 全ての始まりがまどか。殿がほむら。 彼女達だけが知っている。 KAkashi

Espoir彼女との再会の時が近い。待ち侘びていた？ 否。 あの日から人々が紡ぎ重ねた時の先に必ず約束が果たされる事を知っていたのだから。 その場所から動く事が叶わなくなっても過去も今もそして未来さえも全てその場所にある。 寂しかった？ 否。 決して…

Je te remercie 〜終わりは始まり〜 孤独な闘いを続けてきた。 独りとなってからどれ程経ったのかも判らない。 もうその術もないし必要も無い。 その途方も無く長い長い闘いの日々も終わりを告げる予感がする。ふと荒涼たるくすんだ色に支配された風景を眺め…