腰を据える

深夜アニメ業界は中々厳しい様で殆どが1クール三ヶ月で作品を作って好評(収益的に)であれば続編シリーズが作られるというのが基本になっています。
ただ本数があってもその分中身が伴わないものも含まれていて時間(回数)不足や予算不足で丁寧に描き切れない事があるのかも知れません。
特に作品ですからじっくり丁寧に描くという事は大切なんでしょうね。
昔のアニメは短くても半年とか一年で数年続くのも珍しくありませんでしたからその中から心に残る名作が生まれるのは当然といってもいいように感じます。
ただ当時とは時代環境は違いますしそもそも深夜アニメといった場所はなかった訳ですから単純に今が駄目だと言う事ではありません。
厳しい条件の中奮闘されて素晴らしい作品を作ろうという熱意は今も昔も変わりがない筈です。
ただ七月に入って夏クールが始まりますが個人的評価の高い作品ばかりが2クール目作品だったのをみますとやはり時間(回数)というのは重要なのかなと思わずにはいられません。
当然予算も少なくないでしょうから・・・。

この夏新たな素晴らしい作品に出会えたらいいなと思います。



KAkashi