原発

震災から三ヶ月が過ぎ未だ終息の兆しも不透明な中現場での事故処理に奮闘されている作業員の皆さんには大変頭が下がる思いです。

一度御する事が出来なければ被害が拡大してしまう現実に結果為す術がなかったとはとても残念ですし想定外であろうとなかろうと人間が作った物が原因である以上人災である事は疑い様のない事実です。
そもそもそんな諸刃の剣を御したつもりになっていた人間のおこがましさが引き起こした災害とも言えます。
そしてもう一つあるのかないのかよく分りませんが経済優先であろう利権の存在が大きく関わっているとするなら論外です。
"火"ですら使い方次第で災害を生み完全に御する事が出来きず謙虚さを持たない人間が果たして"神の炎"を御する事が適うのでしょうか。

震災では原発に限らず数多の社会的問題も噴出した様に思えます。
教訓と言うには些か甚大な犠牲被害でした。
そして直接的な死者が出ていないにも関わらず多くの犠牲を強い完全復興迄気の遠くなるような時間が掛かりそうなものがこの原子力災害です。

そこから我々は何を学ぶべきなのでしょう・・・。



KAkashi